Carlos Aguirre “Reunion” Solo Concert

Carlos Aguirre “Reunion” Solo Concert

Carlos Aguirre “Reunion” Solo Concert

カルロス・アギーレとの5年ぶりの再会 = Reunionを記念して、ソロ・コンサートの開催が急遽決定しました。

美しい旋律と滋味深い歌声で「心の調律師」と謳われたカルロスとの、親密な空間での音楽の交感。The Piano Era 2024でのホール公演とは対極的な、限定40名という小さな場所「um」で行われるコンサート。本人の希望と多くのファンの声を受け、実現の運びとなりました。

日時:11月26日(火) 第一部:開場17:00/開演17:30 第二部: 開場19:30/開演20:00

料金:6,500円(第一部・第二部とも限定40名/全席自由/ご来場順の入場となります)

場所:um(ウム) https://um-musica.com/access

世田谷区等々力2丁目1-14 B1  東急大井町線 尾山台駅より徒歩5分


第一部、第二部共に定員に達したため、ご予約の受付を終了いたしました。

Carlos Aguirre
カルロス・アギーレ

現代アルゼンチン音楽を代表する孤高の存在にして生ける伝説。ネオ・フォルクローレ・シーンの精神的な支柱として、厚い信頼と幅広い支持を得るコンポーザー / ピアニスト / シンガーそして詩人。1965年、アルゼンチンのエントレ・リオス州の小さな村セギーに生まれる。5歳よりピアノを始め10歳でパラナへ移住、グラシエラ・レカに師事。郷土の音楽に深く親しみながらも、クラシックやジャズ、ロックにも影響を受け80年代後半より音楽活動をスタート。2000年代に入り自身のグループでの活動を開始。
 
エントレ・リオス州パラナ河のほとりに住み大自然のなかで創作活動を続ける。自身が主宰するレーベル「シャグラダ・メドラ」より「カルロス・アギーレ・グルーポ」名義でアルバムを3枚、ソロ名義でアルバム1枚とピアノ・ソロ作品1枚リリースし、どれもが名作として大きな評価を得ている。2012年以降、ソロ名義による新作、ピアノ弾き語り作品、トリオ作品、デュオ作品、さらにギター・キンテート作品と6枚のアルバムをリリース。
 
2010年に始まったカルロス・アギーレをテーマとした選曲会『bar buenos aires』がきっかけとなり、7月に国内盤「クレーマ」のリリースと10月に初来日を果たし全国ツアーを開催、2012年5月に盟友にしてアルゼンチン屈指のギター奏者キケ・シネシとのデュオで再来日、全国7都市でコンサートを行い、リスナーに大きな感動の余韻を残した。2018年、6年振り3回目の来日ツアー『ラ・ムシカ・デル・アグア(水の音楽)』を開催。パラナ河流域の伝統音楽を受け継ぎ、継承し、刷新していくプロジェクト『ラ・ムシカ・デル・アグア(水の音楽)』はカルロスのライフワークともいえ、同名のアルバムも翌年にリリースされた。2019年には、盟友であるピアニスト / コンポーザー / シンガー、セバスティアン・マッキと共に来日。自身は脇役として初来日となるセバスティアン・マッキのサポートに徹し、ツアーを大成功に導いた。近年の活動は、ギタリストのヨタム・シルバースタインや、盟友フアン・キンテーロとのデュオ作品や、ギター五重奏のキンテートの作品のリリース、新たなセクステット「アルマレグリア」での活動など、パラナ河のたゆたう流れのようにゆっくりと音楽に向かい合っている。
 
5年振りとなる今回の来日は、ソロ名義のツアーとしては6年振りとなる。カルロスの音楽に込められているのは、自身の住むエントレ・リオス州だけでなく、アルゼンチンそして南米全体で進む環境破壊への憂慮、そして先住民族(インディオ)が汎南米的に残した文化的・音楽的な遺産を背景にした、自身の故郷に伝わる伝統音楽を残し、継承したいという思い、そして「音楽は人と人をつなぐもの」という彼の信念から発せられる、深い愛のメッセージ。カルロス・アギーレの音楽は私たちの心に永遠に“光”を灯す。